ご相談内容と真剣度

私たちはカリスの手紙にてメール限定で鑑定をしているわけですが、今まで鑑定という仕事をしているといろいろな悩みを打ち明けられました。

どんな悩みであっても、もちろん真剣に向き合うわけですが、相談内容が全く違うものであっても、共通する点が１つあります。

それは相談内容の書き方と真剣度が比例しているという事。

長ければ良いというわけではないのですが、やはり自分の思いを載せたご相談内容は必ずこちらに届きます。

とりとめが無いとご自身が思っていても、その中にはその人の思いが強く入っています。

「恋愛を見てください」

こんな一言の方もいたりします。

このようなご質問内容は、特に無料や格安鑑定で見かけます。

これは高確率で占い師を試しているか、なんと無くその問題が気になる程度だから無料だしちょうど良いや、という人だったりします。

残念なのは、こういう方に高確率で多いのが、感想をいただける場合のみ格安で鑑定しますという条件であっても、平気でその条件を無視したり、「鑑定どうも」という一言二言で済ませてしまう人が多い事です。

やはり私たちも人間ですので、お約束も守れないのであれば、もっと深く悩んでいる人を優先したいと思ってしまいます。

救急車をタクシー代わりに使う人たちを想像していただけるとわかるでしょうか。

逆に、もし鑑定士がその質問に対して「別に悪くない」という、たった一言の鑑定結果を提示した場合は、無料であってもあまり良い気持ちがしないと思います。

プロなのだから「恋愛を見てください」って言われたらそこから相談者が知りたい答えを出さなければならない。

と、おっしゃる占い師さんもいらっしゃいます。

素晴らしいプロ魂だと思いますし、本来はそれが正しい姿勢なのかもしれません。

私たちカリスの手紙にプロ意識がないわけではありません。

カリスの手紙の鑑定は、少しそれらと方向性が違い、恋愛を見て欲しいと言われ、その人の恋愛傾向や恋愛におけるチャンスなど、表面的なものだけを見るわけではありません。

もちろんご質問に沿った答えは鑑定で出しますが、大切なのはそれ以外の部分だと理解しているからです。

相談者側の立場としたら、信用して良いのか悪いのか（当たるか当たらないか）という基準で見るのはわかりますが、もし、本当に試したいのであれば、適当な質問ではなく、むしろ本当に悩んでいる事をぶつけて欲しいと思います。

壁にボールを投げつける力によって、ボールが返ってくる勢いが違うのと同じなのです。

カリスの手紙にご相談する際は、どうか全力で魂の声をぶつけてきてください。